こんにちは、うっくんです。
みなさんは嫌なことを毎日しなければならないですか?
嫌なことをするのはとても辛いです。
それでもしなければならない時に、気持ちを楽にするにはどうすればよいでしょうか。
嫌なことはせずに好きなことだけするのは難しい
最近は仕事をやめて好きなことをして生きていく、と言って会社をやめてフリーランスになる方が多いように感じます。
もちろん毎日嫌なことをせずに好きなことだけできる人生はとても素敵だと思います。
しかし、会社に勤めている人はもちろん、フリーランスになっても好きなことだけができる状況というのはほとんどないのではないでしょうか。
会社員でもフリーランスでも経営者でも、嫌なことはしない、好きなことだけしかしていないという人はほとんどいないのかもしれません。
嫌なことをする時は、考え方を変える
嫌なことをするのが避けられない場合、嫌なことが自分に与える良い影響に目を向けることで、気持ちを少し楽にすることができるかもしれません。
自分に与える良い影響に目を向けるために使える名言があります。
毎日、自己の嫌いなことを二つずつ行うのは、魂のためによいことだ。
(引用元:モーム著,行方昭夫訳(2010),『月と六ペンス』,岩波文庫.)
イギリスの小説家で劇作家でもあるサマセット・モームの著書、『月と六ペンス』に出てくるこの言葉は、ストレス社会と呼ばれるこのご時世を生き抜いていく上で、とても有益な考え方です。
「毎日、自己の嫌いなことを二つずつ行うのは、魂のためによいことだ。」と考えてみる
この言葉の解釈の仕方は様々あると思います。
①嫌いなこと、苦手なことを二つずつでも行うことで、弱点を克服したり、長所を伸ばすことができる
②嫌いなこと、したくないことを二つずつでも行うことで、忍耐力、精神力アップにつながる
③好きなことだけしてると魂が磨かれず、堕落してしまう
その他にも、人の数だけ解釈はあるかもしれません。
この言葉を、あなたはどのように解釈しますか?
③は大げさかもしれませんが・・・
私は①と②を合わせたような解釈をして、日々の生活に取り入れています。
といっても、進んで嫌いなことを行っていくという訳ではなく、
嫌いなことが起きた時、嫌いなことをしなければならない状況になった時に、
この言葉を思い出すようにしています。
実際に使える場面
例えば、仕事中に面倒臭くて大切でもない仕事を振られた時、
「嫌だなあ、面倒臭い仕事を押し付けて・・・でも嫌いなことをするのは魂のためにはいいからな。これで一つ目。私の魂は磨かれるからよしとしよう」
と考えると、不思議と気持ちが楽になり、嫌いな作業にも割とスムーズに取り組むことができます。
さらに、仕事を振ってきた相手にも、「面倒臭い仕事を振られてしまった」と思うこともなくなります。
このように、私はこの言葉を成長の糧とするためだけでなく、ストレスコーピングの一つとしても使っています。
まとめに
嫌なことをするのを避けることは難しいです。
それでも、嫌々それに取り組むのではストレスがたまってしまいます。
そんな時は、「毎日、自己の嫌いなことを二つずつ行うのは、魂のためによいことだ。」と考えるようにして取り組んでみてはいかがでしょうか。
今まで嫌々取り組んでいたことが、自分にプラスになると思えるようになるかもしれません。